2008-01-31 :-)
_ [おもてなし][ゲーム]楽しませることが仕事
最初に結論
ゲームソフトムはひとを楽しませることが目的である。
アプリケーションは仕事を果たすことが目的である。
用語の定義
wikipedia の定義を使います。
ゲームソフトは、コンピューターゲームのソフトウェアのこと。またはその商品パッケージや、そのソフトウェアが表現・提供するゲーム作品のこと。
アプリケーションソフトウェア、応用ソフトウェア(Application Software)とは、コンピュータの基本ソフトウェアの上で動作し、特定の目的を果たすための機能を提供するソフトウェアのこと。
ゲームソフト
昨日 JaSST でナムコなひとたちの話を聴きました[ 20080130#p01 ]。ゲームソフトのユーザーインターフェースの話題がありました。ゲーム画面のエフェクトのことです。FF12 をプレイしているときに感じたんですが、絵や音のエフェクトが作りこんであるってあることに驚きました。FF12 のたとえば以下の点です。
- ケアルガを使ったときの音
- プロテスを使ったときの絵
- メニューのカーソルを動かしたときの音
- 魔法の種類( 白、黒、緑...)ごとに異なる絵と音
- ズームの具合により異なるダメージ数値の文字の大きさ
- ズームインてると文字が大きい
- ズームアウトしてると文字が小さい
- ダメージの文字を弾ませる
- 盾でガードしたときの絵と音
もっとたくさんあります。FF12 をプレイしているときは「こーいうエフェクトは無くてもいいだろうに( 必須ではない )、ちゃんと作ってるんだよなあ」と感心しました。ゲームソフトにはエフェクトはあって当然であり無いと不自然と感じるようになりました。FF12 よりはるか昔のビデオゲームからエフェクトはあるのだろうけど。
アプリケーション
私が仕事で書いてるアプリケーション( ナントカ監視プログラムとか、ふがほげ診断システムとか、もげもげ解析ツールとか )はこのようなエフェクトはありません。若いころに遊び心でエフェクトを作ろうとしたら「無駄なことはするな。仕様どおりのものを作れ」といわれました。そりゃそうです。客先からの要求仕様があるのに要求仕様外のことをやっても金は貰えないし、むしろ却下されます。仕事では「まず機能ありき」です。遊び心なんてもってのほかです。上記のようなエフェクトは眼中にありません。
おもてなし
ナムコには「超おもてなし」という考えがあるそうです。ナムコのサイトに書いてあるんですね。
基本精神
「超熱中」「超発想」「超おもてなし」
・誰にも負けない好奇心、あくなき情熱
・常識にとらわれない斬新な発想力
・人々の心に響くおもてなしの心と、人々の感動を自らの喜びとする心
五十嵐さんが感動したという Disco の「CDを焼きはじめると、アプリから煙が昇る」というエフェクトも「おもてなし」です。
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