2021-08-08 :-)
_ ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 を見ました
これはこれでよき。
メイングループがリーダーとなりフォロワーが後押して物語を作るという従来のフォーマットではなく、スクールアイドルもファンも主役で一人一人の夢を描くという。個人がバラバラに行動するので「アイカツ」に近い。アイカツはユニットが存在するけど。
μ's や Aqours の話のときは第 3 話に一度大きな試練がある(最初のライブ)んだけど、虹ヶ咲はそういう展開が無く、中盤までは個人ごとに行動している。同好会のメンバーは 9 人だけど 1 つのグループではなく個人がバラバラに活動しているのでどういう方向性なのか分からなかったけど、終盤で大きく動きますね。スクールアイドルフェス開催は高咲侑の発言がきっかけではあるけど、同好会のメンバーや虹ヶ咲の生徒や他校のスクールアイドルが一人ずつ行動し持ち寄ってフェスを作り上げていく。
μ's や Aqours は強烈なリーダーシップによりグループを引っ張り、そしてグループのフォロワー(ファンなど)がそれに続くというもの。リーダーにより示されたビジョンへ向かい組織が行動する、と考えればイメージしやすい。それが全体のうねりとなり、物語はすすんでいく。それが作品テーマの「みんなで叶える物語」。Aqours は当初 μ's のフォロワーだったので「みんなで叶える物語」の体現者として考えてよかろ。
将来のことはどうしようか悩んでいたり、スクールアイドルに触れたことがきっかけで自分のやりたいことが分かったりしている。スクールアイドル一筋でやっていくのだというわけでもなく、悩みを持つ高校生らしさが描かれている。μ's や Aqours のスクールアイドルは高校生の割りにたくましいのよね。それはそれで芯があって良いのだけど。