2016-09-22 :-)
_ [学習する組織][チーム学習]「学習する組織 」の「チーム学習」
概要はこちら チーム学習・ダイアログ - The Fifth Discipline - 学習する組織の5つのディスプリン | MIKA KUMAHIRA
「学習する組織」は結局思想なので具体的なことが分からん問題。
じつは教育現場でも活用されているらしい。
「チーム学習」の手順をまとめると:
- チームを作る
- メンバーに役割を与える
- 課題を与える
- チーム内で解決策を議論する
- 各チームで結論を発表する
- 他チームの意見を取り入れる
- 3に戻る
4が「チーム学習」で言われているディスカッションとダイアログ。「ブレインストーミング」「KJ法」が活用されている。
2も重要らしい。役割が無いと主体的に取り組まないんだと。
学習する営業チームの実証研究
高業績チームの特徴をまとめるとこう:
- 課題コンフリクトが発生している(※1)
- チームの心理的安全(※2)が保障されている
- チームリーダーは変革型リーダーシップとサーバントリーダーシップ(※3)の両方を併せ持つ
ただし「標本が十分ではないので有意ではない」とも書かれている。
「チーム学習」を研修するには上記「教育現場での事例」が役立つが業務への応用を考えるとこちらのほうがイメージしやすい。
※1 「課題に関する視座、アイディア、考え方の対立(個人間に仕事の内容、進捗、成果に関する意見の違いが表れる)」(p.26)
※2 「自らのエラーを認めたり、周囲に支援を要求したりしても非難を浴びないことが保障されたり、新しい仮説に基づいて実験を試みたり、深刻な問題を躊躇なく提起したりする学習行動を促すチームの「暗黙の信条」である」(p.29)
※3 「組織変革型リーダーシップは課題志向のリーダーシップ[...] サーバント・リーダーシップは対人志向のリーダーシップであり、組織目標の達成は副次的な結果である」 (p.35)