2013-01-27 :-)
_ [スマイルプリキュア]届け希望の光 羽ばたけ未来へ
スマイルプリキュア最終回だった。他シリーズは知らん。
涙を流しながらプリキュアを見ているおっさんはキモいですかそうですか。
tumblr でたまにスマイルプリキュアの画像が流れてくるからなんとなく見始めて、当初は「魔法少女がキャッキャウフフしながら話が展開するのかと思っていたら完全に肉弾戦のバトルものだった」と衝撃を受けたプリキュアだったわけだが
プリキュア:人気の秘密は王道と革新性 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
放送中の「スマイルプリキュア!」(日曜午前8時半~)は、笑顔をテーマに、5人のプリキュアが力を合わせて悪に立ち向かう姿を描いている。梅澤さんは同作のコンセプトを「東日本大震災の影響が大きいのですが、チームで一つのことをやって、笑顔を絶やさないでほしいという気持ちを伝えたかった」と明かす。
これを読んでからというもの、プリキュアたちや、バッドエンド王国のキャラクターたちのセリフの重みが全然変わって聞こえてくるようになった。( 第45話で登場した「かつて世界を破壊した『絶望の巨人』」なんて、人智を超えた影響を持つもの、まさに震災などの天変地異のことではないか )
プリキュアたちは、世界を破壊される、自分たちの生活が覆される、自分たちの世界が無くなる、という絶望と戦っている。とくに最終回は非道いんだが、ラスボスのピエーロは地球を壊滅というかむしろ惑星を破壊するほどの力を持っており、どう見ても フリーザ様 クラスの化け物である。プリキュアといえど中学生 5 人の女の子たちが勝てるとは思えないし、どうすんだよコレ、というほどの力の差がある。最終回もピエーロに技が通じなかったり、変身を強制解除させられたり、プリキュアたちは敗色が濃厚になっていた。最終回に限らず、それまでにも何度もプリキュアたちは圧倒され、地面に這いつくばり、絶望しかけたが
「私には大事なものがある。友達がいる。友達と一緒ならば何もこわくない」
といった友情パワーにより勝ち進み、最終回のピエーロとの決戦もアルティメットみゆき によりピエーロを浄化してしまった。
ご都合主義ではあるんだが、上記のインタビューでの東日本大震災のことを考えて、「いつも笑顔でウルトラハッピー」というキュアハッピーのセリフや、ピエーロたちとの戦闘で描かれた「絶望に打ち勝つ」というメッセージは私は好きだ。( ただ、「絶望に打ち勝つ」方法も結局根性だったりするので、友達が居ないぼっち にとっては辛いものがありますが )
そして福圓美里(星空みゆき)や三ツ矢雄二(ジョーカー)たち 役者の演技が圧倒的だったなあ。
ビューティ「これから先の未来にどんな困難があっても」
マーチ「私たちは絶対に前に向かって進んでいく」
ピース「これからも大変なことがたくさんあると思う でも」
サニー「それを全力で乗り越えて初めて ホンマもんの笑顔になれるんや」
ハッピー「私たちはどんなときも本当の笑顔を忘れない。絶対にがんばっていくんだもん」