2005-02-09
_ に
いまの勤務先では入場するときは受け付けで毎回入場許可証を貰う必要がある( 不便なのでとっとと正規の入場許可証を配布してほしいのだけど、いまだに貰えない )
自社名と氏名を名乗り、受け付けのひとが入場申請が登録されているかを確認し、登録されていれば入場許可証を貰える。
ヲ「 ( 自社名 )のみわすすむ と申します。 」
受「 にわ? 」
ヲ「 みわです 」
受「 みや? 」
と、いつも「 みわ 」という単語がどうも相手に伝わらない。
受け付けの誰に関わらず、また、以前蔵に電話して氏名を名乗ったとき( 2004-12-26 )も「 にわ 」と認識されていたので、これは私の発音が悪いのだろう。
真剣に悩んでます。
_ アルジャーノンに花束を
アルジャーノンというとロマンシングサガ 3 の教授( はあと )関連のイベントで出て来たネズミというくらいしか知らないのだけど、で、これが元ネタの作品。
精神遅滞者が手術により急速に天才になったがその副作用としてやはりまた急速に遅滞に戻って行く。
私が小学生のころは同じクラスにも精神遅滞者が居た。作品内での遅滞者に対する遅滞者以外のひとびとの態度をみると、昔の私も同じような態度をとっていたということを思い出し罪悪感を覚えた。
経過報告
作品は主人公チャーリー・ゴードンが書く経過報告によって成り立っている。チャーリー・の主観により描かれる。「 若きウェルテルの悩み 」( 2004-10-24 )に似ている。
手術前の経過報告は平仮名ばかりで、誤字があり、句読点がなく、文の区切りも誤っており、まったくもって読みづらい。
手術後は通常の文章になる。
そして副作用が始まるとまた平仮名ばかりの文章に戻る。
これが段々と進行する遅滞を伝えてくる。
あなたは「 他の女性に目を向けろ 」と言った。他の女性なんかだれも知らないのに、どうしてそんなことができるんですか? 体の中の何かがぼくを燃え上がらせるんだ、その何かが、あなたのことを考えさせるんだ。本を読んでいると頁の上にあなたの顔が浮かんでくる。
ううむ。
そしてアリスも一人の人間── 一人の女であって、女神ではない。
ぅぅぅぅむ。
花束
「 3 がつ 3 日 」から始まった「 けえかほおこく 」は「 十一がつ 21 日 」が最後になる。
ついしん、どーかついでがあったらうらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやてください。
電撃の「 終わりのクロニクル 」などは別にして、最近読んだ海外文学はいわゆる鬱展開のものが多い。